2012/05/09(829) 『五月病という病気が、5月だけではなく ・・・ 』

五月病という病気が、5月だけではなく通年になっているらしい。

今朝も散歩していたら、同じ年(らしい)で、近所に住む男性が、いつものように腕を組んで、うつむきかげんにして、ブツブツいいながら天真庵の前をゆっくり歩いていた。まじめに考えると、「死ぬしかない」くらいに追い込まれるようなことが多い昨今。風薫る空を見上げ、「なるようになるさ」と、腹の底から深呼吸するのがいい。

最近、自彊術(じきょう)体操というのを習って、毎朝蕎麦を打つ前や、焙煎をする前にやっている。人に見せられるような格好ではないけど、日本人の「理」にかなった体操。戦前は隆盛だったらしい。

向島界隈を散策していて、「自彊術」という看板を見つけ、扉をあけたら、仙人みたいなじいちゃんがでてきて、伝授してくれた。昔かよった「中村天風」式の体操と共通点も多い。

古いも新しいもなく、いいものは、いい。と、つくづく思う。

いよいよ今月22日にスカイツリーが営業を始める。2007年に押上にきたときとは、押上の知名度が雲泥の差になってきた。ぼくは、あいかわらず、朝5時に起き、お店で「びん棒」という棒をふりまわして、蕎麦を打ち、せんべいやのじいちゃんみたいに、手回しの焙煎機で珈琲の豆を焼き、石臼をまわしてそれを挽いて、「ほぼぶらじる」と称するファジーなブレンドを出す毎日。でもさすがに、5年も毎日毎日繰り返していると、不安も多いけどファンも少しづつ増えてきた感じがする。

来週16日(水)のNHKの「昼ブラ」という生番組で、天真庵が紹介されるらしい。中継車が4台、スタッフ50名で撮影をするらしい。先日は、中継車からスカイツリーまで電波を飛ばす実験をやった。中継車とツリー(第一展望台と第二展望台の間に、デコボコしたオブジェみたいなものが、たくさんある。あれが、各テレビ局のアンテナ)。なんだかおおごとになってきた。

「昼ブラ」。そういえば、昔、「銀ブラ」という言葉が流行った。銀座をぶらぶらする、という意味で流行したけど、本来の意味は「銀座でブラジルを飲む」というのが起源だそうだ。

「押上でほぼぶらじるを飲む」のを「おしぶら」という。なんてね!

「無茶しぃ(634)の会」という煎茶の教室がスタートした。界隈のカフェのオーナーとか、音楽家や芸術家、普通の主婦や美容院のオーナーなどが、参加して、煎茶の楽しみ方を伝授している。

先月からは「卒啄珈琲塾」というのも始まった。珈琲とか、焙煎とかいうのは、一昔前は「男の領域」だった気がするが、参加者はいまのところ全員女子。定員がいっぱいになってきたので、次回は「男の焙煎道」でもやろうかしらん。毎回空席だらけ、だったりして・・?

スカイツリーの開業の前後に、3つのライブを用意しました。

13日(日)に「押上でボサノバ」 隅田川の花火大会の時にいつも演奏してくれるじんじんさんのギターと、今売り出し中の歌姫・野沢菜さんのライブ。新しい時代を彷彿させるさわやかなボサノバで酔いたいと思う。19時から4000円(蕎麦会付き)

22日(火) スカイツリーがオープンする日。この日が誕生日の「たけしぃ」が、三線ライブをやってくれることになった。新しい時代の幕開けにピッタリのライブ。19時から2000円(蕎麦・珈琲つき)

そして31日(木)が、「ねっと31ライブ」ネット21の副理事長で専属シェフだった林さんが料理をつくり、ジャズを聴きながら、酒を酌み交わして「今」を語りあう日。

今回は、kazuko babaさんのピアノと岸 徹至 のベース。

木曜日はお店は定休だけど、19時からやります。4000円(蕎麦会つき)

いろいろ大変な時代になってきたけど、いろいろ悩んでもしかたがない。
「生かされている」ことに感謝し、身の丈にあった生き方をするのが一番ではなかろうか。
最近、「シェアー」という考え方が流行ってきた。不況や3・11以侯の「生き方」が、

「私有」するから、「借りる」に重点が変わってきた。でももともと、家や財産や家庭や友達や恋人など、みんな「自分のもの」と思うより、「借りている」と思ったほうが、自然だと思う。

必要な時に神さまが貸してくれる。必要でなくなったら返す。それだけ。

   感謝・野村拝