2012/07/28(840) 『花のダブルヘッダー。そんな感じの土曜日だった。・・・ 』

花のダブルヘッダー。そんな感じの土曜日だった。

金曜日の夜、いつものように近くの花屋さんから、ドウダンツツジが届いた。緑の葉っぱの模様が、まるで夜空の満天の星のようだから「満天星」と書く。いいえて妙、いや書きえて妙。素敵なあてじだ。夏は続けてかきつばたをやるので、気分転換にもなる。

真になる枝を決め、くばり、という土台をつくる。

政治も経済も土台が総崩れになりつつあるけど、何事も「しっかりした土台を作る」というのが肝心。副(そえ)は、前副といって、本来は真のうしろに副えるものを、前に出す。枝ぶりによって、法則が融通無碍なのが自然。そして本来はそこにある副を残りの枝を副える。

「副座」(そえざ)という。そこにあるべきものがない、というのはさみしいものだが、それはそれでいい。二本のりんどうを前にさしたら、二階がプラネタリウムになった。スカイツリーの中にもプラネタリウムができたけど、負けていない。

春に福岡の星野村で原田先生が京都からやってきた桜を生けて、お茶会をやった。その写真集ができあがった。その星野村が今回の集中豪雨で甚大な被害を受けた。うちの取引しているお茶やさんとも、まだ電話がつながらない。一刻も早く、あの日本一の玉露ができる日本一星と緑のきれいな村がもとにもどりますように、星に願を届けたいような今日このごろ。

昨日は、毎年恒例の「もにじんライブ」もとても盛り上がり、花火も自粛ムードの昨年よりも、華やいだ雰囲気だった。無粋なヘイコプターの音だけは、じゃまだった。

今日も明日も16時閉店。暑い中、わざわざ遠くからきていただいた人には大変申し訳ありませんが、3日続けて、「夏祭り」みたいなコンサート。

29日(日) 星野彩乃ピアノコンサート  おかげさまで満席!

演奏:星野彩乃(ピアノ)

星野村の余韻にひたりながら、星野さんの素敵なピアノでまたすばらしい夏の夜になrいそうだ。恋は遠い日の花火ではない。生きている間は、ずっと恋をしていたいものだ。

感謝・野村拝