2012/10/31(854) 『今日で10月も終わり。・・・ 』

今日で10月も終わり。31日がある晦日の日は「ねっと31 ライブ」(本日 19時から)がある。

京都の商家では晦日の日は、「きらず」(おから)を食べる。人と人の縁によってなりたっている業を「きらさない」という縁起からだ。

今日のライブをやってくれる人は、えりさん。先月は、ジャズの大野えりさんが歌ってくれたが、今回はシャンソンの上原えりさん。

大野えりさんは同じ時代に京都で大学生活をおくっていて、お互いの大学が御所に隣接していて、我が立命の近くには「シャンクレール」(思案にくれる から命名)という伝説的なジャズ喫茶があり、あちらには「52番街」というジャズ喫茶があり、彼女はそこでアルバイトをしていた。ぼくのいた「からふねや」も行きつけのお店だったらしい。

そしてうちでたまにライブをやってくれる大石学さん、トリオの米木さん、故セシル・モンローともジャズ仲間でもある。

人ははやくもおそくもなく 必要な人とは 出会うようになっている のだと痛感する今日シャンソンをやってくれる上原えりさんも、無駄のない縁でつながっている。

ネット21(二十一世紀情報産業ネットワーク協同組合)というのが、大塚の三業地(花街)の中にあった。不肖野村が理事長をやり、今日のシェフ林さんが副理事長の大変けったい なIT業界の団体だった。そこの大家さんが、梶原不動産。大分の日田出身で大塚駅の駅長だった人で、面倒見が国宝的な人だ。

今の天真庵にある時女性がやってきた。「大塚から歩いてきた」という。元気な人だなあ、と思い話をしていたら、彼女も梶原さんに大変お世話になっていた。大塚にいた時には縁がなかったけど、押上に天真庵を結んだ縁で縁ができた。これも縁だ。

今日は素敵な「ねっと31 ライブ」になると思い、朝からウキウキしている。

また残念ながら、今日で閉店するお店がある。
another Door」そんな不思議な名前の「カフェ」が、恵比寿に今日まである。

家のドアと、会社(もしくは学校)のドアの往復人生だけでは、無味乾燥でおもしろくない。

人は、いつもanother Doorを求めているし、勇気をもって、扉を開けないと、新しい人生が開けてこないし、歴のひき出しに、なんの思い出もしまえない。

恵比寿には、いきつけの飲み屋や骨董屋があまたもあり、池袋時代には庭みたいに遊んでいたことがある。ある日、その行きつけのお店の前を素通りして、代官山のお店にいこうと、ぶらぶらしていたら、その不思議なお店を見つけ、勇気をもってanother Doorのドアを開けた。

アンティークな机やイスなどの配置、カウンターの居心地、不思議な照明のゆらぎ・・

「カウンターに座ってエビスビールを飲んだ瞬間に、東京にいる」みたいな幸せな気持ちになれる。きっとこの感動は、今の天真庵をつくる時の大いなる参考にさせてもらったように思う。うちではまだ「カウンターに坐ってほぼぶらじるを飲んだ瞬間に、東京にいる」ほど洗練されていないけど。。

終わりは始まりでもある。いろいろ世の中が混沌としてきたけど、「信頼」のおける 友達の縁を大切にして、この乱世の中で、しっかり生きて生きて生き抜こう、と思っている今日このごろ。

感謝・野村拝