2012/11/15(856) 『新そばの季節になった。・・・ 』

新そばの季節になった。天真庵の蕎麦は酒々井の蕎麦やさんに頼んでいる。

下総農業高校の人たちとジョイントで蕎麦やの前が、ソバ畑になり、白い雪のような花が咲いたりして、なかなかの風情を楽しめる。主人もトラクターを購入したり、かなりの熱の入れようだ。蕎麦の神さまに憑依されているような人だ。

休みの水曜日は、千葉にいったり、茨城にいったり、桧原村にいったりして、野菜を調達しがてら、温泉にはいったり、蕎麦を食べたりしている。

毎日のように、蕎麦を食べている。もちろん「そば前」の酒も飲る。

昨日は午前中、あまりに天気がいいので筑波山に登った。

天真庵で使っている珈琲の石臼の里でもあり、界隈の里山の風景や、おいしい蕎麦屋にひかれ、月に最低一回はくる。

筑波山神社からケーブルカーもあるけど、山はやはり自分の足で登る、に限る。

紅葉も見事で、山ではホオジロやオオルリの姿も見えて、「日本の山はいいな」と痛感した。山頂から見る下界の景色も秋一色だ。

ちょうど紅葉祭りの最中で、下山したら神社のまわりに観光バスや車が渋滞していた。

高齢化社会、毎日が日曜日の人がたくさんいる。これからまた大失業時代になったら、都会でも、毎日が日曜日の人が増える。筑波山界隈には、都会から移住して農業などをやる若者も増えてきた。
選挙になったけど、新しい体制ができても、大きな時代の流れには、対抗するような力は期待できないし。これからは国とか政治とかに期待しても裏切られるし、自分たち「民」のひとりひとりが、自分のできることや、やりたいこと、できたら、「やらねばならないこと」をみつけて、進んでいくのが一番だと思う。

八郷の里山の風景をみながら、酒を飲みながら、そんなことを考えていた。

身土不二、というけど、自分の命を紡いでくれる、自然や土の力というのは、ほんとうにありがたいものだと痛感する今日このごろ。

今日は休みだけど、蕎麦打ち道場、がある。希望者がいれば不定期に時間をあわせて、やる。最近は女子の蕎麦打ちが多くなってきた。

よその国もそうらしいが、政治家の中にしめる女子の数も多くなっているらしい。

しばらく「女時(めどき)」が続きそうだ。    

      感謝・野村