2013/01/30(867) 『天真庵を改装してくれた芸術家のひとり、・・・ 』

天真庵を改装してくれた芸術家のひとり、 林憲昭くんが明日から、熊野古道なかへち美術館で 特別展を開催する。

3月まで。

池袋時代から、キノコを命がけで採集してくれたり、海にもぐってタコをとってきてくれたりしたワイルドな芸術家。

ちょうどスペインから帰国した時期と、天真庵の改装の時期が重なったため、中西くんの指揮のもと、unaと3人で、プロジェクトが組まれた。

しばらくは、天真庵の近くの長屋で、暮らしていたけど、改装中に知りあったけいちゃんと結婚し、子供が生まれたのを機に、和歌山の串本に居場所を移した。

彼のアートはサイアノタイプ、という昔からある日光写真の技法で布や紙にひかりの形をとらえ、自然や宇宙を表現している現代作家。二階には、彼が小豆島で制作した作品が飾ってある。

京島の長屋から和歌山の串本に引っ越しをする朝に、記念においていったものだ。

独特の青が、大自然の神様の祈りみたいに感じられて、とても素敵な世界を表現している。

写真も便利になって、大半の人が携帯していて、どこかしこで、口をあけて、ぼりぼりっと撮っているけど、原点は、光と影の繊細な芸術。

林くんは、岐阜の土岐という陶芸の街で生まれ、小さい時から「土をこねる」 というのを日常にしてきた。その大地とふれあう感触が、彼の作品には大きく影響していると思う。

最近は@リアジュウという言葉が若者に流行しているらしい。

バーチャル世界ではなく、リアルな現実の中で充実することらしい。

自然にさからわず、身の丈をこえないような暮らしをしたいものだ。

  感謝・野村拝