昔から蕎麦屋にはいい日本酒がおいてあった。酒肴といえば、蕎麦味噌、いたわさ、焼味噌、玉子焼きなどが定番。
そばがでてくる前(つまり、蕎麦前)に、一杯やる。少し酔いでいい気分になったところで、ずずずっと蕎麦をたぐる・・・・なんとも江戸っこらしくて、いい。
墨田区という街はおもしろい。こないだ来たお客さんは「墨田学」とかかわりがあるらしい。蕎麦のうんちく、歌舞伎や落語の歴史、相撲取りがなぜ日本語がうまいか・・・などなどを研究 しているらしい。好奇心が大生で、興味深い。
「どうして蕎麦と珈琲なんだ」「グリップのない珈琲カップは、クリープを入れないコーヒーみたいだ」「なぜ、薬味が大根と柚子胡椒なんだ」・・・・毎日いろいろいわれながら、人間と人間のふれあいを楽しんでいる。
今回6時半ころテレビで紹介された。場所的にも、時間的でも「年寄りタイム」。
明日は「コーヒーと昆布茶セット」でも作ってみようかしらん。
「一杯のかけそば」という話があったけど、一杯のコーヒーと蕎麦が同時にあると、けっこう「幸せ」かもしれない。