2017/11/18 (1005) 『♪かはたれどき 深く・・・ 』

♪かはたれどき 深く悲しい夢を見た

 

そんな歌がある。「彼誰時」と漢字で書く。美しい日本語。「夜這いにきた彼は誰・・」

暁、夜があける前の時間のことを、そんな風にいう。だから女性は昔はにおいで、相手をみわける。ききわける?

「あらアラミスの香りだから、みっちゃん?」ってな具合。

 

「〇うめ星の正体は?」とかいう天真庵の部屋に、縄文ドリポットとうめ星の使いかたをアップした。

組み合わせ、使い方は、それぞれの人が工夫していけば、無限。「使いこなす」というのがこれからは大事。

ただし、珈琲の豆、入れ方、好み・・・千差万別なので、審判は各自にゆだねるとする。

 

かはたれどきの夢は、誰がでてきたか、どんな顔でどんな声で、とか皆目わからないことが多い。

でも「〇うめ星」を「碁まもり」の中に入れ、枕の下にしこんで寝る。

すると、彼が誰だかも、声も色もついた夢をよく見るようになった。自分の夢も。

いつもどこかに置き忘れているようなものを、人さまの夢に入っていくことはできへんし、変な話であるが、実際にそうだし、まわりの「〇うめ星」ファンの人にきいても、「そうそう」ということが多い。

 

「夢占い」を自分でやりたい人には朗報かもなんばん。

 

先週は九州の実家で「松仕事」をし、南島原の「くとのつ巷珈琲焙煎所」にて、煎茶会をした。

いつも大阪から阪九フェリーで門司までいく。その前に奈良に立ち寄るのがならわしになってきた。

前回の奈良の骨董屋で、デルフトの軟膏入れを、お茶入れに見立てた茶器を見つけた。40万、だった。

さすが古都の茶人の「みたて」。風流さに圧倒された。天真庵のカウンターの上にも、創業から10年デルフトの陶板を飾ってある。

 

こないだ渡辺愛子さんが「5万で売ってもらえませんか?」といったけど、「いやや」と断った。

その「渡辺愛子陶展」を昨日から渋谷の「炎色野」(ひいろの)でやっている。くちのつ巷焙煎所にも、彼女作の「うずくまる」とか「かさたて」が鎮座している。

 

素敵な居場所に、信楽の器がポンとあると、なんとも気持ちがいいもんだ。

 

今日は「満つまめの会」。前回は、まーくんが「気」を入れてくれた「麻飴」がお土産になった。

能登の「梅茶翁」の麻飴は、500年続く能登の飴屋さんとのコラボ。砂糖をつかわず、おばあちゃんのさじかげん、火かげんでつくるこだわりの「こ」くらいがわかってくると、人生は10倍楽しくなる。

来週の火曜日から能登にいって「梅の木の剪定」をやってくる。

 

「なるべく自分でできることは自分でやる」そんなことを決めて生活していくと、いろいろな発見とか出会いやふれあいができて、いい。

 

感謝・野村拝