能登と東京の「二股暮らし」の中で生まれたアイデア。
古色蒼然とした天真庵に、未来の「ペレットストーブ」を置く。
天真庵に「ペレットストーブ」を導入し、柱時計の下に設置した。
廃材を粉砕し乾燥させ、小さな塊の木片、まるで猫砂のような形状のペレットをストーブの上の蓋から入れ、スイッチをオンする。
5分くらいすると、ペレットが自動的に数個づつ燃焼するところにパラッパラッと落ちてきて、赤い炎をだしながら燃える。
薪ストーブやペレットストーブは、炭火や太陽熱と同じような「輻射熱」(ふくしゃねつ)を利用する。
遠赤効果で、その間の空気その他の気体の存在に関係なく、 直接電磁波の形で伝わる伝わり方を輻射熱という。
昔から焚火や囲炉裏の炭に人が集まってくるのは、自然に近い「ぬくもり」があるからだ。
こんな空間で、音楽聴きながら珈琲を飲んだり、本を読んだり、時にはワインを飲んだりしながら談論風発。
「幸せな一刻」を演出するのに、こんなストーブがあったんだ。