「虹の岬の先の喫茶店」のオーナーを目指しませんか?
講義内容(基本的には、東京と同じ)
一回約二時間 5500円(自分で焼いた珈琲の200gはお土産)
(能登休みの午前10時(午後の部は13時)から二時間 定員2名まで)
一日目 焙煎の基本
焙烙(ほうろく)を使って焙煎。
それを自分でドリッパーで淹れる。
藤瀬の霊水を使います。
二日目 炭火の起こし方
能登の珪藻土七輪の上に手回し焙煎機で焼きます。
それをドリッパーで淹れる。
三日目 炭火の起こし方
能登の珪藻土七輪の上に手回し焙煎機で焼きます。
それをドリッパーで淹れる。
これまで、なにをしても三日坊主のあなた、でもOK牧場です。
ぼくも大体が三日坊主でした。珈琲歴だけは、40年ちょっとです。
お店をもって、プロになっても、珈琲を淹れる手順は、お水を汲み(水道の水じゃね)、炭をおこし、焙煎をし、こころをこめて淹れる、の繰り返し。
そんな単調な毎日に、あきないのが商い、つまりプロになるということです。
このHPの「能登休み」という日程で、都合があえば、メールしてください。
駐車場の場所などをお知らせいたします。
小さな集落なので、名刺やHPには記載しておりません。感謝・野村拝
「能登の珪藻土七輪を使って炭火焙煎を・・・」
①
・炭火を起こす
能登の珪藻土七輪に炭をいれます。なぜか、能登の「大野製炭工場」の炭との相性がいい!
手をかざすと、背中まで温かく感じます。炭火のやさしさが、珈琲にもいい、ということですね。
②
・炭火が赤くなったら、手回し焙煎機をのせ、世界中を巡礼してきた生豆を洗い清め、静かにいれます。
あとは、ガラガラと右回り(北半球では)に回します。般若心経など唱えながら
やると、すぐに爆(は)ぜてくれます・・ギャーテー ギャーテー・・
③
・二回爆ぜると、できあがり。
なぜだか、昔から焙煎した珈琲豆を風呂桶にいれて、チャフ(皮)をとばします。
この要領は、文章では伝承できません。教室で手取り、足取りしてチーパッパしましょう。
④
・縄文時代からある小さな火鉢に、残った炭をいれ、上に小さな錫の薬缶をおきます。
炭火が残ると、火消し壷に入れてもよし、火鉢に移して暖をとってもよし。
能登には縄文真脇遺跡があり、昔からこの土地で先人たちが「ゆたか」に暮していたことがわかります。
それにあやかり、縄文土器風の小さな七輪に、炭の残りを5個ほどいれ、能登の霊水「藤瀬の霊水」をいれて、沸かします。
唐時代の詩人 蘇東坡(そとうば)のこんな詩の境涯を味わえる瞬間 おもてなしの神髄
客致泉烹茶 (客の至れば泉を汲んで茶を烹る)