珪藻土焙煎器UFO(@keisoudo_roaster_ufo) • Instagram写真と動画
今年(2024)の能登の地震で、珠洲の七輪屋さんの窯が壊れました。
そこの瓦礫の珪藻土をまぜて、「ほうろく」をつくってみたら、遠赤効果と輻射熱の力で、理想の豆が焼けるものができました。「UFO焙煎器」の名づけ、これまで東京でやっていて「焙煎塾」を能登でもやることになりました。
どうぞ、気楽におこしください。
あなたの珈琲が『世界一おいしい珈琲に』
講義内容(基本的には、東京と同じ)
一日目 午前約二時間受講料10000円(能登珪藻土でつくった焙烙(ほうろく)で60gの生豆を焙煎・それを自分で淹れる・能登の霊水を用意)(能登休みの午前10時(午後の部は13時)から二時間 定員2名まで)
もしも、一日やってみて興味がわけば、二回、三回・・・と続けてみてください。3年くらい通う生徒さんも多く、独立して珈琲屋さんをやっている人もいます。 |
二日目 基本は同じことの復習。繰返しの中に成長があります。受講料10000円。能登の珪藻土焙煎器を使って、1日目とは違う豆を焙煎。それをドリッパーで淹れる。ブレンドした豆よりも優秀なシングルオリジンを堪能。
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三日目 仕上げの日。明日からあなたも立派な「ロースター」です。受講料10000円。能登の珪藻土焙煎器を使って、2日目とは違う豆を焙煎。それをドリッパーで淹れる。世界中を旅した気分になります。あとは自宅でくりかえして、素敵な珈琲ライフをお楽しみください。プロになりたくなったら、また相談にのります。感謝。 |
このHPの「能登休み」という日程で、都合があえば、メールしてください。
駐車場の場所などをお知らせいたします。
小さな集落なので、名刺やHPには記載しておりません。感謝・野村拝
*ここからは、「上級者コース」(ほうろく焙煎を卒業した人用) |
「能登の珪藻土七輪を使って炭火焙煎を・・・」
①
・炭火を起こす
能登の珪藻土七輪に炭をいれます。なぜか、能登の「大野製炭工場」の炭との相性がいい!
手をかざすと、背中まで温かく感じます。炭火のやさしさが、珈琲にもいい、ということですね。
②
・炭火が赤くなったら、手回し焙煎機をのせ、世界中を巡礼してきた生豆を洗い清め、静かにいれます。
あとは、ガラガラと右回り(北半球では)に回します。般若心経など唱えながら
やると、すぐに爆(は)ぜてくれます・・ギャーテー ギャーテー・・
③
・二回爆ぜると、できあがり。
なぜだか、昔から焙煎した珈琲豆を風呂桶にいれて、チャフ(皮)をとばします。
この要領は、文章では伝承できません。教室で手取り、足取りしてチーパッパしましょう。
④
・縄文時代からある小さな火鉢に、残った炭をいれ、上に小さな錫の薬缶をおきます。
炭火が残ると、火消し壷に入れてもよし、火鉢に移して暖をとってもよし。
能登には縄文真脇遺跡があり、昔からこの土地で先人たちが「ゆたか」に暮していたことがわかります。
それにあやかり、縄文土器風の小さな七輪に、炭の残りを5個ほどいれ、能登の霊水「藤瀬の霊水」をいれて、沸かします。
唐時代の詩人 蘇東坡(そとうば)のこんな詩の境涯を味わえる瞬間 おもてなしの神髄
客致泉烹茶 (客の至れば泉を汲んで茶を烹る)
⑤
・こんな設えで、能登の珈琲時間をいっしょに楽しみませんか?
天真庵の器の90%以上が、久保忠廣さんにお願いしています。
左のドリッパーは、「縄文ドリポット」いいます。
上にのってる白い器は、「輪花(りんか)ドリッパー」です。
今(令和3年11月現在)は、こんな形ですが、もうすぐ新しい形になります。
珈琲碗は、グリップなしの唐津。
皮クジラといって、昔から茶人が好んだものです。
その後ろにガラスの瓶に、珈琲豆が入っています。
「びん」とか「かんかん」に、「元気シール」(TQ処理、という花が咲くエネルギーを波動転写してあります)を貼ると、豆の酸化がおさえられます。
20年以上、そんな風にして、珈琲豆を保存しています。
ぼくは織田流煎茶道で、お茶の修行をし、正教授の免状をもらいました。
家元に相談して「珈琲点前」をいれてもらおうか、と、けっこう真面目に考えております。
このHPの「能登休み」という日程で、都合があえば、メールしてください。
感謝・野村南九拝