23年6月 「杜若を生ける」

 

 似ているが、どことなく先月の菖蒲よりも女性らしい「はんなり」したものを感じる。黄金率というか、葉の重ね方も正反対。

 未曾有の震災から3ヵ月になった。 人間の力などはるかにおよばない大きな自然の力に、まだ打ちのめされた感がある。菅さんもそうだろけど。

 庭の小さな池では、メダカが新しい命を誕生させた。その池の横には、「さくら」が咲いた。

  

 お客さんがもってきた新種の菖蒲。それを、お店の石臼の上に、飾ってみた。