2011/12/01(806) 『「チルチンびと」という女性に人気の雑誌・・・ 』

「チルチンびと」という女性に人気の雑誌(季刊)がある。

今本屋に並んでいる最新のものの表紙に美人が写っている。天真庵を改装するのを手伝ってくれた宮本さんだ。彼女が住む部屋と、今年始めたカフェが大きく紹介されている。お部屋の台所には、お礼にさしあげた久保忠廣さんの赤織部のワインカップものっていて、彼女の「素敵な生き方」がよく現れている。

時間があったら、本屋で立ち読みして、その後レジにもっていって買ってもらいたい。「これからの生き方のヒント」がいっぱいつまっていると思う。

それらを改装してくれたのは、天真庵をやってくれた中西道也くん。芸大の建築をでた今注目を浴びている建築家だ。

昨日は休みだったので、朝起きて、キラキラ橘商店街を抜け「bunkan」にいってカレーを食べた。ここも天真庵を改装中に縁ができて、中西くんがてがけた物件。昼は「珈琲の樹」で、夜が「ヨイドレール」という二部に分かれていた。夜の店長は、先月家族といっしょに熊本に移り住み、今は女性が夜の店長をやっている。昼は、夏樹くんという不思議な青年が店長だ。

最初はあまりに存在感がないので、ぼくが押しかけていって、焙煎の指導をした。普通は弟子が師匠を発見するものなのに、あべこべだ。でも「クーネル」という、これまた女性に人気の雑誌に「珈琲の特集」に夏樹くんが紹介された。

水曜日はカレーだけど、これもまた日替わり制で、「スコーン」とか「ベジカフェ」とか「モロッコ料理」とか、「青木食堂」とか・・・

毎日いろいろな店長が得意技を披露することになっている。

ときどきライブをやったり落語をやったりするところも、うちと似たにおいがする。押上にくることがあれば、ぜひいったほしいお店。

その後、近くの「押上文庫」http://blog.goo.ne.jp/oshiagebunkoにいってお茶を飲む。このお店の名前はぼくが命名した。主人の名前が竹下文庫くん。東京音大出のピアニスト。

学生のころかた骨董好きで、よく青山の骨董やなどで見かけ、ときどき池袋の天真庵にも遊びにくるようになった。奇人の知り合いは、枚挙にいとまなしだが、その筆頭くらいに、おもしろい人間だと思う。溝口に住んでいながら、毎週のように押上の天真庵に通ってきてる間に縁あって、移り住み、「押上文庫」を結んだ。一階がピアノ(スタインウェーのいいやつ)が置いてあり、土曜日曜限定で「日本酒バー」を営んでいる。

今月中から、平日も若い兄弟が「おでん」のお店を営業し、昼は(水木土日限定)で、若い石川さんという女性が、喫茶店をやっている。彼女がねこ好きなため、昼の部は「押上猫庫」(にゃんこ)という。

今月、押上文庫と共同で音楽祭をすることになった。

文庫マスターの後輩にあたる「グリンピース」や「りんちゃん」たち(東京音大)は、なんども天真庵でコンサートをやってくれた。

こんどは、3日(土)(天真庵)、4日(日)、9日(金)、10日(土)((文庫)で、クラシック音楽会をやることになった。すばらしい音楽家たちの共演・響宴を満喫してほしいと思う。

3日(土) ぐりんぴーす 薩摩琵琶とピアノの音色
演奏:榎本百香 (薩摩琵琶)・伊東麻奈 (ピアノ)
19時開場 19時半開演 ¥2,000(蕎麦・珈琲 付き)

4日(土)は押上文庫でぐりぴーす。ぽろろときこうぷ。(2500円・ワンドリンクつき)

9日(金)全グループ集合in 押上文庫(2500円・ワンドリンクつき)

10日(土)Schoenspiel・あやとももかin 押上文庫(2500円・ワンドリンクつき)

泣いても笑ってもあと一ヶ月。一生も泣いたり笑ったりしているうちにあっという間に終わる。どうぜ一度しかないのなら、「幸せ」だと思いながら死んでいきたいものだ。

幸せな人は「今が幸せだ」と思っている人だと思う。

今が幸せだと思いながら、毎日いろいろなものに感謝して過ごしたいとつくづく思う。

                         感謝・野村拝